社長メッセージ THE PRESIDENT

代表取締役

宇根 利典UNE KAZUNORI

他にはないオンリーワンの製品で
水害から人々の命や財産を守る

Q 事業方針について

大正5年に創業し、2023年で107周年を迎えました。企業が長年存続していくためには、社会から必要とされる会社でなければなりません。宇根鉄工所は、もともと水門をつくる公共工事をメインに手がけてきました。そんな我々が社会のためにできることは、頻発する水害から人々の命や財産を守ること。「世の中から水害をなくしたい」というスローガンを掲げ、これまで培ってきた止水技術を活かし、浸水被害を未然に防ぐ製品の開発・製作を行っています。

Q アクアシャッター開発への道のり

開発のきっかけは、実はあまりかっこよくなくて…。長年、広島の公共工事に携わってきましたが、工事量の減少を受けて新事業へのシフトチェンジを余儀なくされました。農業への参入なども考えましたが、本来の強みである“水を止める技術”を建築分野で活かせないかと考え、製品化したのがアクアシャッター。水道水圧で起立する防水板という技術的にはすごくおもしろい製品でしたが、油圧などで動く製品と比べて価格も高く、大きな受注につながりませんでした。市場ニーズを探り、次に開発したのが浮力起伏式防水板「アクアシャッターf」です。手動操作せずに水の浮力で起立する防水板という製品特長が、他社製品と一線を画すこととなり、その後の発展につながりました。

Q 宇根鉄工所だから経験できること

宇根鉄工所では、世の中にないものを開発し、製品を生み出すことができます。他社と同じような製品は過度なコスト競争に陥りやすく、高品質の維持が難しくなります。お客さまのニーズを満たし、他社にはない製品をつくることで、価値あるモノづくりができると考えています。私たちがつくる製品は災害時に効力を発揮するものですから、安全性や品質に徹底したこだわりがあります。他社との差別化が図れる突き抜けた特長をもつダントツな製品、そして技術屋の良心に恥じない製品づくりに携わることができます。

Q これからの宇根鉄工所について

現在は、売り上げの80%が防水板・防水扉の設計や製作、残りの20%が地元の公共工事で水門の製作や補修、修繕、メンテナンスなどが占めています。これからは、地元の公共工事も大切にしつつ、視野を全国に広げていきたいです。例えば防水板は、東京の大手デベロッパーさんも浸水エリアのマンションへ積極的にご採用いただいておりますが、今後は都心の再開発事業や全国の公共工事にも、これらの製品を投入していきたいです。また、現在は地下鉄各社への納品が中心の防水扉も、商業ビルや建築物地下空間に対応した新製品開発を進め、市場規模の拡大を目指します。

Q 入社を考えている方へ

今、世の中の技術革新スピードは加速し、私たちの生活環境や社会の価値観が目まぐるしく変わっています。AIの発達によって、なくなる仕事や新しく生まれる仕事が出てくるかもしれません。「ワーク・ライフ・バランス」という言葉をよく耳にしますが、この言葉の本来の意味は、「仕事と生活の調和」です。仕事がうまくいけば私生活が潤い、私生活の充実により仕事の生産性が高まるという好循環を目指すものです。
人々は、人生の多くの時間を仕事に費やします。だからこそ、価値ある仕事をしていただきたいと考えています。私たちが生み出した製品を必要としてくださるお客さまがいて、納めた製品は20年、30年と生き続けます。この喜びを共感していただける方と一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。